「スタートアップの資金調達方法がわからない」
「資金調達をスムーズにするためのポイントはなに?」
「失敗しないために注意点も知っておきたい」
新規事業を軌道に乗せるには多額の資金が必要です。スタートアップ企業にとって自己資金のみでまかなうのは難しく、外部からの資金調達が重要な課題になります。
しかし、具体的かつ適切な方法がわからず悩む方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、スタートアップ1期目で年商1.5億・利益率80%の事業を達成した僕が、以下の内容を解説します。
- スタートアップにおける5つの資金調達方法
- 資金調達の金額はラウンドで判断すべし
- 6つの資金調達ラウンド
- スタートアップの資金調達に関する注意点
- 資金調達後のお金の使い方
この記事を読めば、資金調達の流れが明確になり、迷わず行動していけるでしょう。
なお、EXTAGE株式会社では資金調達やお金に関する知識が身につく「戦略MG(マネジメントゲーム)研修」を開催しています。
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スタートアップの資金調達方法は5つ
スタートアップの資金調達は以下の5つの方法でおこないます。
- アセットファイナンス
- 補助金・助成金
- クラウドファンディング(一部返済・分配が必要)
- エクイティファイナンス(分配が必要)
- デットファイナンス(返済が必要)
なお、クラウドファンディングには複数の形態があり、種類によって返済や分配の要否が異なる点に注意してください。
それぞれ詳しく解説します。
1.アセットファイナンス
アセットファイナンスとは、自社保有の資産を担保に資金を調達する方法です。
手法は主に以下の3種類があります。
種類 | 概要 |
---|---|
債権回収 | 他社へ発行した債権を回収して資金調達する方法 |
資産売却 | 会社の保有資産(不動産・商標権など)を売却して資金調達する方法 |
ファクタリング | 「債権買取」という意味。売掛金(売掛債権)をファクタリング会社へ売却して資金調達する方法 |
アセットファイナンスのメリットは負債の返済や分配の必要がないことです。
借入や投資の審査もないため、小さい規模のスタートアップ企業に向いています。
一方で、売却する資産がないと資金調達の難易度が上がるのがデメリット。
ファクタリングにおいては、委託会社への手数料が発生するため事前に利率を確認することをおすすめします。
スピーディーな資金調達ならアセットファイナンスが一番早いですよ!
2.補助金・助成金
まずは以下の表で補助金と助成金の違いを理解しましょう。
補助金 | 助成金 | |
---|---|---|
交付機関 | 経済産業省 地方自治体 | 厚生労働省 地方自治体 |
公募期間 | 短い | 長い |
申請資格 | 要件を満たした個人事業主・法人 | 要件を満たした個人事業・法人 |
審査の有無 | あり | なし |
支払い方式 | 後払い | 後払い |
課税対象 | あり | あり |
返済の有無 | なし | なし |
給付金額 | 高め | 低め |
補助金は経済活性化が目的で、事業の推進や起業支援のための給付金です。
受給金額は高額ですが、審査がありハードルは高めに設定されています。
予算には上限が設定されているので、限度額に達すると早期に受付を終了してしまうことがあります。
公募が始まったら早めに申請をすませましょう!
一方、助成金は受給のハードルは低めです。設定されている要件を満たしていれば、ほぼ確実に受け取れます。
3.クラウドファンディング(一部返済・分配が必要)
クラウドファンディングとは不特定多数の人からお金を集める資金調達方法です。
一般的に、クラウドファンディングは以下の4種に分類されます。
- 購入(報酬)型:商品やサービスを購入してもらう
- 投資(株式)型:出資してもらい収益の一部を分配する
- 融資(負債)型:融資してもらい返済・分配する
- 寄付型:見返りを求めず寄付してもらう
クラウドファンディングのメリットは出資を広い範囲で受けられること。
一方で、クラウドファンディングには課題もあります。十分な資金を集められない可能性や、必ずしもプロジェクトが出資者の支持を得られるわけではない点がおもなデメリットとしてあげられます。
「クラウドファンディングは理解したけど、結局どれが良いの?」という方のためにこれからアドバイスしますね!
スタートアップにおすすめなクラウドファンディングは企業の性質により異なりますが、基本的には「購入型」がおすすめです。
新しい商品やサービスを購入してもらいつつ、認知度を高められるためです。
市場テストも兼ねて販売できるので、まずは購入型のクラウドファンディングからはじめてみましょう。
4.エクイティファイナンス(分配が必要)
エクイティファイナンスとは、エンジェル投資家やベンチャーキャピタル(VC)などから資金を出資してもらうことです。
企業が成長したあとの配当や値上がりした株式の売却益を目的に、スタートアップを支援する投資家のこと。純粋に応援するために出資する投資家もいる。
未上場の企業へ出資する投資会社(ファンド)のこと。出資先が上場したときに株式を売却し、利益を得ることを目的としているのが特徴。
高額な出資を受けられる可能性があるのがメリットです。
一方、デメリットとしては、将来性や事業内容によって出資を得られないケースが多く、成功率が比較的低いことがあげられます。
出資を受けるためには、事業計画書の作成と自社の強み・弱みを含めて魅力的にプレゼンテーションする必要がありますよ!
5.デットファイナンス(返済が必要)
デットファイナンスは融資のことを指します。
具体的には、事業者が以下の金融機関などから資金を借り入れることです。
融資元 | 概要 |
---|---|
銀行 | 審査基準は厳しめではあるが、融資金額は高額になる傾向がある |
公的機関 | 代表的なのが日本政策金融公庫。さまざまな融資プログラムを用意している |
ビジネスローン | 審査が比較的通りやすいが、金利が高めに設定されている点に注意する |
ビジネスローンは金利が高いので、銀行または公的機関に融資を依頼するのがおすすめです!
デットファイナンスのメリットは資金調達計画が立てやすいことです。返済で支払う利息は「損金」として扱えるため、一定の節税効果が期待できるでしょう。
一方で負債を抱えることになるため、返済義務と返済期限があるのがデメリットです。
なお、銀行は金利が低い反面、融資の審査が厳しい傾向にあるので対策が必要です。詳しくは、関連記事「【徹底攻略】銀行に融資を断られる会社の7つの特徴!対処法や代わりの調達先も紹介」で解説しています。
借り入れによる負担を小さくしたい方は、必ずチェックしておきましょう。
スタートアップにおける資金調達の目安金額はラウンドで判断しよう!理由を解説
スタートアップにおける資金調達の金額の妥当性は、企業が置かれている資金調達ラウンドで判断できます。
資金調達ラウンドとは、スタートアップ企業の成長段階を分類した指標に対して目安の投資額を設定した指標です。
通常、シード、シリーズA、B、Cなどと呼ばれる段階があり、各ラウンドで企業の成長にあわせて調達金額が増加していきます。業界や企業の特徴で金額が変わるのも重要なポイントです。
自社を客観的に分析でき、投資家の目線に合った金額の資金を申請できます!
企業の健全な成長と、投資家との良好な関係構築を実現するため、資金調達ラウンドに応じた戦略を立てていきましょう。
目安金額の決定に活用!スタートアップにおける6つの資金調達ラウンド
資金調達ラウンドは以下の6つに分けられます。
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シード期 (起業前) | 具体的な商品やサービスが確定していないことが多い 創業者のビジョンや情熱がポイント | 数百万円~数千万円ほど |
アーリー期 (起業直後) | 商品やサービスが市場に投入(ローンチ)された段階 成長の兆しが見えはじめるが赤字状態が続くことが多い | 数千万円ほど |
シリーズA (拡大期) | 事業拡大と組織構築に資金を投入していく状況 | 数千万円~数億円ほど |
シリーズB (PMF期) | 商品やサービスが市場の顧客ニーズとマッチして、価値提供ができている状態 マーケティング戦略や開発投資に積極的になれる | 数億円ほど |
シリーズC (黒字経営安定期) | 黒字経営によるIPO(公開株式・上場)などで、出資元の投資家達のイグジット(利益回収)が可能となる段階 | 数億円~数十億円ほど |
シリーズD (収益の安定期) | スタートアップとしての最終段階 投資家達のイグジットが現実的になるほど収益化できている | 数十億円 |
それぞれのラウンドで企業状況と必要資金が異なります。
各ラウンドについて詳しく見ていきましょう。
1.シード期(起業前)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シード期 (起業前) | 具体的な商品やサービスが確定していないことが多い 創業者のビジョンや情熱がポイント | 数百万円~数千万円ほど |
シード期に必要な具体的な資金は以下のとおりです。
- 法人設立資金
- 運転資金
- 商品・サービスの研究開発費
- 人件費
必要資金は比較的少額で、数百万円〜数千万円規模です。
少額とはいえ安くはありません。無駄な投資にならないように明確な資金計画を立てることが重要です!
シード期の主な資金調達先は以下の4つがあげられます。
- 日本政策金融公庫
- エンジェル投資家
- VC(ベンチャーキャピタル)
- 補助金や助成金(該当するものがあれば)
補助金や助成金は、管轄の地方自治体や経済産業省・厚生労働省に確認しましょう!
なお、資金調達には事業計画書を作成し、資金の使い道や事業の将来性を提示する必要があります。
詳しくは、関連記事「【超入門】事業計画書の書き方10項目を詳しく解説!必要項目や注意点もまるっと紹介」で解説しているので、あわせて確認しておきましょう。
2.アーリー期(起業直後)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
アーリー期 (起業直後) | 商品やサービスが市場に投入(ローンチ)された段階 成長の兆しが見えはじめるが赤字状態が続くことが多い | 数千万円ほど |
アーリー期に必要な具体的な資金は以下のとおりです。
- 設備投資
- 人材採用費
- 研究開発費
立ち上げた事業の成長を加速させる必要がある時期で、シード期と比較してより多くの資金が必要になり、その金額は数千万円規模です。
アーリー期の資金調達先は以下の3つがあげられます。
- 創業時支援を活用(補助金や助成金、日本政策金融公庫)
- VC(ベンチャーキャピタル)
- エンジェル投資家
アーリー期は企業としての実績や業績が伴っていないため、創業者のビジョンや情熱、人柄が出資のポイントです。
補助金や助成金を受け取りつつ、投資家からの信頼を得ることに注力しましょう。
ここでのフェーズは何としてでもシリーズAへいくことです。創業者の泥臭い行動がカギですよ!
なお、資金繰りが苦しくなるのもこの時期の特徴です。もしそうなった場合は、関連記事「【すぐできる】資金繰りが苦しいときにできる3つの対策!長期的な経営改善方法まで徹底解説」を参考にしてください。
3.シリーズA(拡大期)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シリーズA (拡大期) | 事業拡大と組織構築に資金を投入していく状況 | 数千万円~数億円ほど |
自社商品やサービスが市場のニーズにマッチし始める段階がシリーズAです。
事業の方向性も見えてくるので、出資元から資金を調達しやすくなります。
とはいえ、油断は禁物です。事業拡大のために注力していきましょう。
経営状態も上向きになるこの時期を逃してはいけません!
シリーズAで必要な資金は以下のとおりで、数千万円~数億円規模になります。
- 販路拡大に伴う資金の投入
- マーケティングプロモーション費用
- 研究開発費
- 人材採用費
シリーズAの資金調達先は以下の3つがあげられます。
- VC(ベンチャーキャピタル)
- CVC*(コーポーレート・ベンチャーキャピタル)
- 銀行などの金融機関
CVCとはVCの一種。事業会社の自己資金でファンドを組成して、出資を行う組織を指す。
エクイティファイナンスとデットファイナンスを上手に組み合わせていきましょう。
4.シリーズB(PMF期/マーケットから支持)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シリーズB (PMF期) | 商品やサービスが市場の顧客ニーズとマッチして、価値提供ができている状態 マーケティング戦略や開発投資に積極的になれる | 数億円ほど |
シリーズBは、自社商品やサービスが市場に出回り顧客満足度が満たされている状態(PMF:プロダクトマーケットフィットの略)のフェーズです。
マーケティング戦略や広告費用へ積極的に資金を投入して、より売上を拡大できるようになります。
このころになるとテレビCMなどにも参入して、より認知度をアップさせることも可能です。
シリーズBでの必要な資金は以下の通りで、数億円規模に達します。
- マーケティング戦略費
- 研究開発費
- 人材採用費
- 追加の設備投資費
- 販促費
シリーズBでの資金調達先は以下の4つがあげられます。
- VC(ベンチャーキャピタル)
- CVC(コーポーレート・ベンチャーキャピタル)
- 銀行
- 日本政策金融公庫
投資金額が大きくなるため、より精度の高い事業計画が必要です!
出資元への明確で魅力あるプレゼンも求められます。
5.シリーズC(黒字経営安定期)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シリーズC (黒字経営安定期) | 黒字経営によるIPO(公開株式・上場)などで、出資元の投資家達のイグジット(利益回収)が可能となる段階 | 数億円~数十億円ほど |
公開株式で上場するタイミングがシリーズCです。黒字経営で投資家がイグジット(株式売却による利益の獲得)を検討し始めるのもこのラウンドになります。
とはいえ、資金調達は必要です。
市場の変化は激しく、顧客ニーズも刻々と変わります。自社商品やサービスも環境の変化にあわせていかなければなりません。
なお、シリーズCにもなると、必要資金は数億円〜数十億円になってきます。
資金調達先の候補は以下の3つです。
- VC(ベンチャーキャピタル)
- PE*(プライベート・エクイティ)ファンド
- 銀行
投資家から集めた資金で非公開株への投資を行うファンド
海外進出や国内シェアを伸ばすことが、おもな使い道になってくるでしょう。
6.シリーズD(収益の安定期)
ラウンド | 企業の内部状況 | 必要資金の目安 |
---|---|---|
シリーズD (収益の安定期) | スタートアップとしての最終段階 投資家達のイグジットが現実的になるほど収益化できている | 数十億円 |
シリーズDのラウンドになると、メイン以外にも複数の事業を展開するケースが多いです。ここまでくると、投資家のイグジットが本格的に検討されるフェーズになります。
シリーズDでは数十億円規模の資金調達が可能です。
主な資金調達先は以下の2つです。
- VC(ベンチャーキャピタル)
- PE(プライベート・エクイティ)ファンド
資金が大きいため高額出資が可能なファンドに限定されます。
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スタートアップの資金調達における注意点
ビジネスを始めるには、当然気をつけなければならないポイントがあります。
ここでは、スタートアップの資金調達方法別に知っておくべき注意点を紹介します。
- 【アセットファイナンス】資金を調達できない可能性がある
- 【補助金・助成金】精算払い(後払い)で支給時期が遅い
- 【クラウドファンディング】失敗する可能性がある
- 【クラウドファンディング】失敗する可能性がある
- 【エクイティファイナンス】事業運営の決定権が弱くなる
順番に見ていきましょう。
1.【アセットファイナンス】資金を調達できない可能性がある
アセットファイナンスで資金調達をするまえに、自社保有の資産状況を確認しましょう。
多くのスタートアップ企業では、はじめから資産を保有しているところは少ないため、資金調達が難しいケースがあります。
アセットファイナンスは自社保有の資産を売却することで資金を調達できる手法です。
保有資産がない場合、資金調達の難易度が上がると認識しておきましょう!
2.【補助金・助成金】精算払い(後払い)で支給時期が遅い
補助金・助成金は清算払い(後払い)が基本なので、入金までに時間がかかります。
清算払い(後払い)とは、事業の運用後に口座にお金が入金される仕組みのことです。
補助金・助成金を利用する場合は、支給されるまでの間は自己資金などのつなぎになる資金が必要です。
補助金や助成金だけに頼ると、入金まえに資金が枯渇してしまう可能性もあるので注意しましょう!
また申請から1年以上かかるものもあるため、すぐに支給されるものではないことを把握しておくと良いです。
3.【クラウドファンディング】失敗する可能性がある
クラウドファンディングの資金調達成功率は約40%~50%*と決して高くありません。
そのため、クラウドファンディングの資金調達が失敗する可能性を視野に入れておきましょう。
また、始めるまでの準備や資金を獲得するまでに、時間と労力がかかることも忘れてはいけません。
内容によっては批判的なコメントや炎上リスクもあるので注意しましょう。
とはいえ、注意点さえおさえておけば大失敗は回避できます。
クラウドファンディングの経験をしてみるという観点からも実行してみるのはありなので、チャレンジしてみてください。
クラウドファンディングに限らずですが、思ったとおりにいかないことの方が多いです。失敗した場合の次の行動も想定しておきましょう!
*参照:CAMPFIRE統計データ
4.【エクイティファイナンス】事業運営の決定権が弱くなる
エクイティファイナンスとは、事業主以外にも株主がいることを意味します。
そのため、事業経営の裁量権は低下するでしょう。
「物言う株主」ともいうように、株主は投資先企業の経営に関して発言権があり、事業主にとっては今までのような自由な意思決定がしづらくなる可能性があります。
とはいえ、投資元となる人物や会社が経営に詳しい実力者であれば、胸を借りるつもりで頼るのも方法のひとつです。
株主の力をうまく活用してみましょう!
出資元が経営に参画してくることがよくある話です。企業発展のために協力してもらうことも大切ですよ!
5.【デットファイナンス】負債と返済義務が生じる
デットファイナンスとは「融資」を指します。
融資とは、事業のためにお金を借り入れること。
そのため自社で「負債」を抱えることになり、返済義務が生じます。
負債を抱えることで自己資本比率が低下するおそれがあることも事前に理解しておきましょう。
とはいえ、スタートアップ企業は融資による資金調達が一番早い可能性があるので、デットファイナンスを恐れずに活用しましょう。
スタートアップで資金調達がしやすいのがデットファイナンスです。上手に活用して企業の発展のための資金として有効活用してください!
起業後は調達資金と自社保有の資産をもとに、健全な経営をする必要があります。
しかし、いきなり会社経営を始めるのはルールも知らずに野球を始めるのと一緒。まずはEXTAGEの戦略MG(マネジメントゲーム)で会社経営を体験してみてください。
「戦略MGってなに?」と思う方は、関連記事「【講師直伝】戦略MG(マネジメントゲーム)研修とは?得られるスキルとゲームの流れを徹底解説」で詳細をチェックしてくださいね!
スタートアップ資金調達後の正しい使い道
スタートアップが調達した資金は、企業の成長と事業目的の達成に直結する投資に充てるべきです。
適切な投資は生産性向上、競争力強化、人材育成につながり、持続可能な成長を実現します。一方、不適切な使用は信頼喪失や財務リスクを招く可能性があります。
例えば、以下のような投資に使うのが良いでしょう。
- 設備投資
- 人材投資
- 運転資金の確保など
反対に以下のようなものに資金を使い込むのは大変危険です。
- 事業主の私的利用
- 投機的な有価証券
適切な資金管理と戦略的投資は、スタートアップの持続的成長のカギです。
事業主は長期的視点を持ち、調達資金を企業における付加価値向上に活用しましょう!
とはいえ、資金調達は人生で何度もあるわけではありません。
そこでEXTAGEが主催している戦略MG(マネジメントゲーム)がおすすめです。リアルな経営と同じく、資本金をもとに自身が社長になり会社運営を体験できます。
資金調達だけではなく、経営に関わるすべての知識を習得できるので、ぜひ一度体験してみてください。
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